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綺麗なお姉さんが好きですが?

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レビューという名の日記。

本日のレビュー「十角館の殺人」

講談社文庫《新装改訂版》というのを俺は読んだ。
っていうか、そっちしか無かった。本屋に。

古くからの友人より兼ねてから薦められていた作品。
恐らく、推理小説と呼ばれる物でしっかり読んだのはこれがはじめてだった。
内容は、今思えば典型的といえば典型的、
後にこれが「クローズドサークル」という専門用語があることを知ったが
まさにクローズドサークルの典型ともいうべき舞台背景。
嵐の孤島で起こるいくつもの殺人事件。
過去に不可解な事件の現場となった「十角館」にて、
今、また犯人の見えぬ殺人が繰り返される。

俺はこれほどまでに本に・・・
いや、あらゆる物事において「鳥肌が立った」のははじめてだった。
読み進めていると無駄とも思える会話文、
忘れてしまいそうな情景描写、
しかして、それらは最後の最後、
たった一行の文によって「十角館の殺人」という一冊の本が構成される
一字一句が昇華される。
たった一行。あのたった一行に与えられた衝撃は、俺は生涯忘れる事はないだろう。

できればこの作品を未読の方には、犯人探しだとか、推理だとか、
そんな事はさておいて「文学」として素直に最後まで読み進めてもらいたいものである。



読みやすさ  ★★★
ラストの衝撃  ★★★★★
オススメ度  ★★★★★
(★は5個満点)

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by Leona_Ryu-z | 2010-11-18 21:31